Insights
ECと店頭を同じ物差しで見る——POSデータが投資判断を変える理由
ECの施策と店頭の売上は、別々に管理されがちです。POSデータをECの物差しと揃えると何が見えるようになるのかを説明します。
「ECの数字は日次、店頭の数字は月次」という非対称
多くのブランドで、ECの売上・広告・順位は日次で追えるのに、店頭の売上は月次の報告でしか見えていません。この非対称があると、判断は自然とECに寄ります。データが細かい方が、施策の効果が「見える」からです。
しかし日本の消費財市場では、依然として売上の大半は店頭で生まれます。判断の物差しが粗い場所に、売上の大半がある——これが多くのブランドの実情です。
POSを日次で見ると、何が変わるか
店頭POSデータを統合して日次で見えるようにすると、次のことが可能になります。
- 新商品の初速を発売週のうちに把握し、追加の販促を判断する
- ECで効いたキャンペーンが店頭に波及しているかを確かめる
- テレビCM・デジタル広告の投下と店頭売上の動きを重ねて見る
- 小売との商談で、感覚ではなくデータで棚の提案をする
「どちらが効くか」ではなく「どう組み合わせるか」
ECと店頭は奪い合いの関係ではありません。検索広告で認知した商品が店頭で買われ、店頭で見た商品がECで検索されます。両者を同じ物差し(日次・SKU単位)で見て初めて、この相互作用が投資判断に使えるようになります。
私たちのPOSデータサービスは、この「同じ物差し」を作るところから支援します。